環境ソリューション

環境調査診断

土壌汚染対策 HSS工法

汚染土壌改良および建設発生泥土の固化リサイクルに有効な土壌改良工法です

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「HSS工法」は、非セメント系土壌改良剤「ドクトール」を用いて、汚染土壌や建設発生泥土、汚泥等の不良土を有用な改良土として再生させる工法です。改良剤「ドクトール」は、高炉スラグや無害な焼却灰等の無機系リサイクル資源を主成分としている環境負荷低減型の改良剤です。汚染土壌に対しては、「ドクトール」を混合することで重金属の不溶化・無害化、そして揮発性化合物の(VOC)や油分の分解・浄化が可能です。建設発生泥土、汚泥に対しては、「ドクトール」を混合することで、その場で安定土に改良し、汚泥のリサイクルや建設工事のコストダウンなど循環型社会へ積極的に貢献する工法です。

  • 改良土は再泥化しない - 固化時間も早く、石灰系改良と異なり再泥化なし
  • 改良土のpHが中性域 - pHのコントロールが可能
  • 改良土は再掘削が可能 - セメント系改良とは異なり固化強度のコントロールが可能
  • 改良土は植生が可能 - 植生試験で市販の堆肥肥料土と同様の成長が確認
  • 改良剤、改良工事が安価 - 原料がリサイクル品、工事が単純であるため安価

詳細

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生態系を守る安全な改良剤

改良剤は無害な無機系リサイクル資源を使用しているため、環境面で安全に土壌改良ができます。改良土のpHは中性域。HSS工法改良土と市販堆肥肥料土との植生試験の結果、HSS工法改良土は植生が可能であることが示されました。また、HSS工法改良土のメダカを用いた生態毒性試験の結果、1ヶ月以上の生存が確認されました。周辺が農地や幼稚園・学校でも安心して施工が可能です。

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施工が簡単

特殊な混合設備が不要で、バックホウ等の汎用重機で施工が可能です。

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建設汚泥や浚渫土を改良土として付加価値を生む

建設工事における汚泥や泥土の多くは、産業廃棄物として処理する必要がありコストもかかります。HSS工法による土壌改良は、早い段階でpHが中性にでき、固化材成分中に六価クロムを含有することなく環境負荷のない改良土として有効活用できます。社会的・経済的な相乗効果が大きい付加価値を生みます。

あらゆる汚染土壌改良工法、泥土・汚泥リサイクル工法に対応可能

汚染土壌改良工法

掘削除去をはじめ、洗浄、分解、不溶化、地下水揚水、封じ込め等、あらゆる汚染土壌改良の施工に対応します。土地の活用方法、コスト、周辺環境等、多方面から総合的に改良工法を検討します。

泥土・汚泥リサイクル

発生土のリサイクル、強度発現、改良、コストダウン等、泥土・汚泥でお困りの場合、ご遠慮なくお問い合わせ下さい。

土壌汚染に対するHSS工法の適用範囲

法令
指針
土壌汚染対策法 油汚染対策
ガイドライン
ダイオキシン類
特別措置法
有害
物質
[第一種]
揮発性有機化合物
(VOC)
[第二種]
重金属等
[第三種]
農業等
油等 ダイオキシン類
種類例 トリクロロエチレン、ベンゼン等 11種 鉛、六価クロム、砒素、水銀等 9種 有機リン化合物等 6種 ガソリン、灯油、軽油、重油等 テトラクロロジベンゾジオキシン
特徴 土壌中を浸透、深部まで広がり、地下水に移行しやすい。 土壌に吸着され易いため移動しにくい。自然由来による発生もある。 土壌に吸着されにくく、地下水に移行しやすい。 健康に関するリスクだけでなく、油臭や油膜の生活環境上のリスクもある。 科学的に安定していて、なかなか壊れない。
発生事業
所例
クリーニング店、ガソリンスタンド、塗装業等 半導体工場、自動車関連製造業、塗装業等 農地、家畜舎等 ガソリンスタンド、重油を保有する施設等 焼却施設を有する工場等
主な
対策
浄化(分解):HSS工法
・封じ込め
・掘削除去
不溶化:HSS工法
(無害化、吸着効果)
・土壌洗浄
・封じ込め
・掘削除去
浄化(分解):HSS工法
・臭いの分解
・封じ込め
・掘削除去
浄化(分解):HSS工法
・封じ込め
・掘削除去
浄化(分解):HSS工法
・掘削除去

HSS工法は、表のとおり、重金属に対しては無害化(不溶化)としての対応、その他揮発性化合物、農薬に対しては浄化(分解)としての対応が可能です。

HSS工法のほか、掘削除去、土壌洗浄、地下水揚水、封じ込め等、あらゆる汚染土壌改良の施工工法も対応可能です。土地の活用方法、コスト、周辺環境等、多方面から総合的に改良工法を検討します。

業務事例

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