耐震診断をお薦めする建物
1995年に起きた阪神・淡路大震災の被害経験から、特に以下のような建物については耐震性能
に劣る可能性が大きいと思われます。
(1) ピロティ(※)のある建物 (写真1、2)
(2) 平面的に壁が偏在している建物
(3) 二次壁により柱が短柱となる建物 (写真3)
(4) 1981年5月31日以前に確認申請を受けた建物 (写真4)
| ピロティのある建物が破壊した例 |
【写真1】
|
【写真2】
 |
| 二次壁により柱が短柱となる建物 |
1981年5月31日以前に確認申請を受けた建物 |
【写真3】
 |
【写真4】
 |
写真4のように、1981年5月31日以前に確認申請を受けた建物を既存不適格建築物と呼びます。平成16年5月25日に建築物の安全性に関する建築基準法の改正案が国会で可決され、成立いたしました。
改正案によると劣化が著しく危険で有害になると特定行政庁が認めた既存不適格建築物は、所有者に対して勧告や是正命令を行う事が出来るようになります。また、今までは50万円程度であった罰金が、是正命令に違反した法人には、1億円以下の罰金に引き上げられます。
| ※ピロティ= 駐車場として使われるマンションの1階のように、他階と比べて極端に耐震壁が少なく、ほとんど柱だけで建物を支えている階のことをピロティといいます。 |
|